今年の秋華賞は上位拮抗といった様相ですね。
去年はハーパーを入れない三連単を買ってリバティアイランド銀行出金チャレンジ失敗した思い出があります。
今年は出金できるのか。それでは予想していきましょう。
◎ ステレンボッシュ
阪神JF 2着、桜花賞 1着、オークス 2着と来れば、秋華賞は1着ですね(？)。
8枠14番はこの馬的には悪くないのですが、大外に大逃げしそうなセキトバイーストが来てしまったため、スタート時の斜行タイミングによってはちょっと不利受けそうなのかなぁ、という不安材料はあります。
ですが、オークスは最後の直線で外に斜行して馬場の良いところを探していたぐらいなので、この斜行分がなくなって、道中も包まれずに比較的荒れていない外をずっと回れれば、前走以上のパフォーマンスを見せてくれると思います。
セキトバイーストが大逃げするなら、2番手以降は謎の適性ラップを踏みつつ最後の100mでまとめて差せる流れになるはずなので期待。
アスコリピチェーノ不在、最後の直線でローズS差せなかったレガレイラを超え、チェルヴィニアとクイーンズウォークをまとめて捉えて2冠目、3歳牝馬の頂点へ。
戸崎騎手は1鞍入魂。
ジャスティンミラノがケガで天秋を見送った今、勝つならココだ！ 頑張れ戸崎！
ちなみに、京都10Rが アカイトリノムスメカップと銘打たれてますが、同馬を秋華賞勝利に導いたのは戸崎騎手。
これは……”示唆”されてますねぇ。
○ クイーンズウォーク
ローズS 1着。2コーナーで中団外めをキープし、大逃げするセキトバイーストを捉えての完勝。
枠も前走と同じ2枠で予行演習はバッチリといったところ。
土曜日の京都芝を見る限り、よっぽどの馬でないと差しが届かないように見えたので、中団で競馬できることを前走で示したのは大きいですね。
正直追い切りは飛び抜けて良かった感じではありませんでしたが、まっすぐ走っているし、馬なりだし、時計より動きは素軽い印象だし、悪くないです。ローズSの上積みを考えて軽めに流しているのでしょうね。
不安材料は、ローズSの時と同じように中団外めをキープできるかどうか。
△ チェルヴィニア
オークス1着。
本命視しているステレンボッシュと同等の力を持っている馬ですが、3枠5番を引いたので、恐らく中団のクイーンズウォークと同じようなポジションを取ってくるのではと思います。
この馬場なら掲示板圏内は安定でしょう。
道中でクイーンズウォークと喧嘩しなければ、というところと、最後に中団から同じような脚を出せるのかという点で印を下げた形になります。
▲ ミアネーロ
前走紫苑Sでレコード勝ちのクリスマスパレード相手にクビ差2着。
今回は1枠2番を引いて他の馬より脚を溜められるので、期待大ですね。
また、追い切りも栗東CWで4F 50.0 3F 35.7 1F 11.3の好時計で、ステレンボッシュより打ちを回していた分もあるでしょうが馬なりで先着という充実ぶり。1番良く見えました。
クイーンズウォークの後ろをついて行って、最後イン突きすればチャンスありそうに感じます。
☆ セキトバイースト
前走ローズSで大逃げし3着。
大逃げの秋華賞はイメージがないですが、大逃げしてくれれば意外と差せる展開が生まれてくるので、ステレンボッシュを本命にしている身としては是非とも大逃げしてほしいですね。
この馬次第で展開が大きく変わってしまうので注目の存在です。
今年継続中のジンクスに、『GI勝利ジョッキーが被っていない』というものがあります。
また、近年の秋華賞は『国枝厩舎以外の関東馬が勝っていない』というジンクスもあるので、この観点から絞っていくと、
・タガノエルピーダ 団野 大成
・チルカーノ 鮫島 克駿
・ランスオブクイーン 松山 弘平
・ラヴァンダ 岩田 望来
の4頭に絞れます。シブいチョイスですね。
今回、クイーンズウォークとチェルヴィニアが先行～中団前めに取り付くようならチャンスないですが、この2頭より前で運びそうな顔ぶればかりなので、奇跡起これば……ぐらいに考えておいて、この4頭のいずれかが勝てば『ジンクス継続！』くらいに構えておくのが良いかなと思います。
このジンクス、秋華賞で破られると思います。
全員テン乗りなので割り引きたいかなというのが正直な感想です。チルカーノが西村騎手なら馬券に入れていたと思います。
