秋G1の季節になりましたね。
内枠を引いてしまったトウシンマカオ、乗り替わりのナムラクレア、前走海外G1で負けて以降ご無沙汰のマッドクール、全然人気のないヴェントヴォーチェ、雨予報等、既に波乱要素アリアリのレース。
楽しみですね。
◎ サトノレーヴ
D. レーン騎手魂の一鞍入魂。
2019年有馬記念。リスグラシューに騎乗するためだけに来日、圧勝して帰っていったあの日を思い出しますね。涙腺ガバガバおじさんなのでもう涙が出てきます。
ということは(?)、サトノレーヴ=リスグラシュー並みってコトです。
実際勝ち目はあり、春雷Sで1:07.1 という好時計で勝っており、今の中山のような高速馬場向きです。
雨予報で馬場が重くならない限り純粋な時計勝負で3着内は確実でしょう。
懸案事項はレースレベル。G1常連のナムラクレア、マッドクール、ママコチャと対戦していないので、通用するかどうかですね。
○ ママコチャ
昨年の1着馬。
3枠6番で内枠偶数番の好枠。
タイムも昨年出した1:08.0 が今回のボーダーラインとなるでしょう。
中山で1:08.0を切る時計を出したことがある馬は、サトノレーヴ、ウインマーベル、エイシンスポッター、ヴェントヴォーチェで、1:08.0タイならマッドクールとトウシンマカオが該当します。
一番不安要素がないので相手筆頭。
△マッドクール
前走香港競馬で大敗して以来久々の出走。
しかし、スプリンターズS 2着→香港スプリント 8着→高松宮記念 1着→香港チェアSP 11着→スプリンターズS ?着(今回)と考えると、今回は来る番ですね。
枠も4枠7番と理想的な位置。
上位2頭と比べると少し不安ですが、上半期のレーティングになった実力を発揮できれば。
▲ ヴェントヴォーチェ
ルメール騎手が騎乗しているにもかかわらず12番人気。
8枠を引いた、1年半ぶりの競馬で全然人気していません。
ただ、過去には春雷Sで1:06.8という破格の時計で勝っていることから、この高速馬場で1番の適性を見せて勝つ可能性も捨てきれません。G1で8枠のルメール騎手は怖いですからね。
菊花賞でも平気で持ってきてました(昨年のドゥレッツア)。あのレース内容は本当にビックリしました。
本命路線がコケて大荒れした時の保険で握っておきたいところ。
☆ トウシンマカオ
内枠を引いてしまったのはマイナスに感じますが、包まれたとしても前にいるのはマッドクールやママコチャといった力上位の馬だと考えると、最後の直線で道が開けると思います。
道さえ開いてしまえばチャンスが出てくるので、後は足が溜まっているのを祈るだけです。
中段からの差し競馬は中山ではオーシャンSの前例があるので同様の競馬が出来れば。
ナムラクレアは鞍上乗り替わりがかなりマイナスなので今回は割り引き。
正直追い切りは一番良く見えたのですが……。
他に穴めの馬はウインマーベルとエイシンスポッター。パドック次第ですが、中山1200mの持ち時計を考えると可能性はあります。