今年の安田記念は朝の時点で稍重の馬場(そして雨予報)と香港馬2頭というイレギュラーがあるレースですね。稍重~重想定で考えていきます。
直近の稍重で行われた安田記念は2019年。1着グランアレグリア、2着アーモンドアイ、3着インディチャンプという歴史的ハイレベルの1戦。参考外の言葉が似あうレースですが、確認してみましょう。
逃げ馬らしい逃げ馬が不在で、前半3Fは34.2、上り4F 45.9、3F 34.3。
上り最速はグランアレグリアの33.7。(2位はノームコアの33.8で、アーモンドアイ 33.9、インディチャンプ 34.1)
2020年以降の安田記念が、上り最速32秒台当たり前に出して来ているので、やはり上りは出にくくなるのでは、という印象です。
また、基本的に差し馬優勢なのも変わらないですね。
昔は逃げ先行が強いレースの印象でしたが、ロゴタイプのイメージが強すぎるのかな?
◎セリフォス
安田記念はリピーターが好走するレースです。
過去の安田記念で2着、4着と安定した成績を出していますので、東京のマイルが合っていると感じます。前走でソウルラッシュに完勝されたように見えますが、あれは京都コースだったから、が敗因。
事実、ソウルラッシュは過去の安田記念で9着、13着と振るっていません。
ここで安田記念も勝って、マイルG1 2勝としてほしいです。
○ロマンチックウォリアー
稍重になると外しにくくなるのが香港馬です(ワーザー3着を引きずる人)。
成績で見たらワーザーより強そうですし、日本未出走でも馬券から外すのは勇気が要りますね。
ゴールデンシックスティも日本で見たかったですが。
ちょっと気になるのは、宝塚記念にも出走する意欲があること。
成績を見て判断する、とのことですが、どっちなんでしょうかね……。
安田叩き(掲示板外)→宝塚コースなら、あんまり本気じゃないのかも?
仕上がり具合はパドックで判断したいですね。
△ナミュール
前走で出遅れ癖があったのを思い出しましたが、今回は織り込んで△へ。
去年の安田記念は、スタートは五分だったものの、全然脚を溜められていない印象でした。
今年は出遅れたら出遅れたなりで足を溜めて大外一気してほしいですね。
追い切りが良く、良の坂路と稍重の坂路で時計にブレがないのが、安定感があって良いと感じました。
稍重の馬場でも良と変わらず33秒前半を出してきたら1着です。頼みます。
▲ ガイアフォース
追い切り一番良く見えた馬。
前走が良馬場のフェブラリーS で2着なので、芝が重くなって上りが出なくなれば十分チャンスが出てきます。週の半ばで追い切りを見て、『これは穴で抑えたいなぁ』と思っていたら現在5番人気……。
先行して粘りきるだけの体力はあります。
☆ フィアスプライド
過去5年を振り返ると、牝馬優勢で、切れ味のある脚を使えれば、良、稍重関係なく上位の着順に来ています。13番人気ですが、過去には府中牝馬Sで上り最速32.6を使って4着。
鞍上もノリに乗っている坂井騎手。
近年は大人しい配当ですが、安田記念は荒れる側のレースでした。高配当が出るならこの馬から。
ソウルラッシュはセリフォスのところで触れましたが、チャンス薄めです。ただ、鞍上がモレイラ騎手なのでチャンスゼロではありません。でも2番人気は過剰かな。
ルメール騎手のパラレルヴィジョンは、他の有力馬との戦ってきたメンバーレベルの差が出るのかな、と。まだウインカーネリアンの方が良いですね。
安田記念はリピーターが多く、2着、4着の実績があるので今回も掲示板入りは十分あります。
もう1頭の香港馬、ヴォイッジバブルは……パドック次第。550kgの馬ということで、広い東京コースは合いそうですね。
穴狙いなら、人気急落のエルトンバローズ復活を考えると面白いですね。
個人的三連単メモ
5,7,17-2,5,7,12,16,17-2,5,7,10,11,12,16,17 (90点)
7-10-17が87.8でトリガミになるだけで、他は安定して100倍以上。
1着固めの紐荒れ展開で。