先週のヴィクトリアマイルは大荒れでした。
今週も荒れそうな予感がします。
◎ チェルヴィニア
前走の桜花賞は最後の直線で進路が塞がり、締め出される形で敗退。
しかし、これまでのレースでは、3番手以内から終い33秒台の上りを使うレースで勝ってきており、鞍上差が出た印象です。もう1列前であれば、結果は違っていたかなと。
ルメール騎手に戻ってきて、前に付けて激走を期待。
追い切りは前走、前々走の状態を維持。
土曜日木哲×ルメールのコンビで2戦2勝。オークスもあると思います。
○ ステレンボッシュ
NHKマイル、ヴィクトリアマイルともに、目立った不安要素がない馬は堅実に来ている印象です(NHKマイルならアスコリピチェーノとジャンタルマンタル、ヴィクトリアマイルはマスクトディーヴァ)。
切る要素がない馬を配当妙味が~とかいう理論で切っても、来られたら外れるので、そもそもゼロになるくらいなら入れた方が絶対良いですね。
阪神JF 2着、桜花賞1着。オークスは距離延長とはいえ、例年桜花賞上位馬は好走していますし、今までの力関係がモノを言うレースのイメージですので堅実でしょう。
今年の3歳牝馬は
アスコリピチェーノ&ステレンボッシュ>>その他
の認識です。
追い切りは可もなく不可もなく、といった印象でした。
チェルヴィニアを差せるかどうかのレース。
△ アドマイヤベル
メンバー内2,000m経験馬の中で最有力候補。2,000mタイム換算した際に、1:59.0より速い時計を出せるであろう馬はステレンボッシュのみ。2,400mになってどうなるかはありますが、2,000mで考えれば完全にメンバー内上位です。
▲ サフィラ
阪神JF 4着、前走クイーンC 9着。前走は-10kgの減で、細くなりすぎたのが敗因。
今回は調教後の馬体重が454kgで、輸送減りを考慮しても、今まで以上の馬体でレースに臨めるのが好材料。
サリオスの全妹と考えると本質マイラーな感じがしますが、半姉のサラキアやサリエラを見ると距離は……2,000mまでなんでしょうかねぇ。
2桁人気の馬から来る穴馬としてなら、アリだと思っています。
ハーツクライ産駒は大器晩成型だから切り、みたいな層は一定数居ますが、早熟のイメージが強いエピファネイア産駒はステレンボッシュのみなので、3着内の席は残っていると信じて。
☆ ラヴァンダ
毎回追い切り激走している馬。坂路で馬なりなのに600m 50-51秒前半、400m 36-37秒前半終いも12.1とかで激走。めちゃくちゃ好きなタイプの馬です。
2,000mの時計ならメンバー内3番手で、このメンバーでも前残りなら掲示板入りはありますし、あわよくば3着内まであると思います。
ステレンボッシュより後ろの馬はもう勝ち目ないかな……という展望。
土曜日の東京11R 1,800mのプレサージュリフトは、完全にオークス予行演習を意識した騎乗に見えました。同じ感じでチェルヴィニアが勝つのでは。
日曜で傾向がガラリと変われば話は別ですが、前残り色が強い馬場なので、ステレンボッシュでも怪しいかな……というぐらい前残り読みです。日曜の馬場状況も要チェックです。