まさかの2024年初予想記事です。
毎年荒れているこのレース、今年も荒れる要素が多く、穴狙いをして楽しめるレースになりそうですね。
◎ ゴンバデカーブース
アスコリピチェーノとジャンタルマンタルの2強であることは認めた上で、割って入れるならこの馬かなと。サウジアラビアRC以降、底を見せていないのが魅力ですが、疾病で取り消しからの長期休養明けなのは不安材料。
ただ、サウジアラビアRCの勝ち方は本物だと思いますし(相対的にボンドガールとシュトラウスは通用しないとも思っています)、鞍上を考慮すると本命に推せると考えます。
現在4番人気ですが、総合力を考えればメンバー3位はだと思っており、勝ち負けまであると思います。
G1複勝チャレンジもこの馬で。
○ アスコリピチェーノ
阪神JF 1着、桜花賞2着。
追い切りで一番良く見えた馬。コンスタントに上り33秒台の足を使え、2kgの斤量ハンデがあり、東京コースを経験済みなのも好材料。
懸念材料はルメール騎手が骨折明けだということだけです。
日曜3鞍目なので、どんな調子なのかは2鞍で見極めましょう。
△ ジャンタルマンタル
朝日杯JS 1着、皐月賞3着。近2走はジャスティンミラノとシノギを削り、皐月賞はレコード圏のハイレベルなレースをしていました。
懸念材料は皐月賞の反動ですね。追い切りも負荷を軽くしていたので時計から読み取れる情報は薄いです。当日の馬体重とパドック気配で考えたいところ。-3kgまでなら不安ゼロとみて良いでしょう。
▲ ロジリオン
穴馬で狙いたい馬筆頭。東京で33.0と33.2の上りを出しており、伏兵妙味アリ。
1400mからの距離延長で勝っている馬は居ないので、勝ち負けで考えるよりは3着内紐荒れ狙い。
☆ ディスペランツァ
前走で最後150mから追い出して差し切り勝ち。関東での経験はないですが、もっと直線が長くなる東京コースなら。
前が詰まっていても、ある程度安心して観られそうなのもポイント高いですね。
鞍上が鮫島克駿騎手に乗り替わりですが、今年好調なイメージはありますので問題なし。
注 シュトラウス
朝日杯FSから完全にスランプに嵌っている印象ですが、前走のファルコンSで教育騎乗を施しているのが伺えました。復活の兆しが垣間見えた一戦ではありました。
今回、アスコリピチェーノの主戦を務めていた北村宏司騎手が継続騎乗。アスコリピチェーノから降ろされる形になってしまったので、個人的に思うところはあります。
枠番もまさかのアスコリピチェーノの隣。継続騎乗をしつつ、徹底マークしていくかどうか。
追い切りはかなりの好時計が出ているので、折り合えば今まで出せていない33秒台の上りを繰り出せると思っています。
その他の注目馬は
・4500勝まで(土曜日現在)あと2勝の武豊騎手が乗るボンドガール
・個人的に追い切り上位馬のダノンマッキンリー
・逃げ先行勢は近年馬券外ですが、残る展開があるとしたら……のキャプテンシー
・ナミュール、ラヴェルの半妹、アルセナール
です。
個人的な読みでは、ジャンタルマンタルの疲労が残っていたら1席空くかな、という印象。
想像以上にカチカチ。
